言葉のいちばんうしろ

sunday

c0002443_11321463.jpg多分今日は日曜日。朝から何も食べないまま夜を迎えた、気がした。年齢は28歳、未婚、最愛の女性もいない。最近はテレビばかり見ている。病院でやれることといえば、朝の日差しで目を覚まし、後はこの薬品まみれの世界に溶けるだけぐらいで、寝ているとき意外、僕は死んでいるも同然のように感じる。あの夜、彼に会うまでは平凡な静寂が横たわっていた。待ち合わせの時間はない、ただ目を閉じてあの池の辺に向かえばそれでいい。彼と会うときはいつもどこか不安が付きまとう。だから僕は、ポケットにいくつかの香りの記憶をしのばせて、もって行くことにした。
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by maasaan | 2005-03-06 11:32 | et cetera